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真夏の釣り

テキトー釣り道
06 /29 2010
何度かここで書いたかも知れないけど、ガキおやじは夏が大嫌いだ。

100年冬でいいから、1シーズンの夏が嫌だ。

釣りはしたい。でも、暑いのは嫌。こんな時は渓流釣りがいいね。山のうまい空気を吸って、渓流の涼しげな音を堪能しながらヤマメ、イワナ釣り。最高に気持ちイイ。しかし、なかなか神奈川には手軽に行ける渓流釣り場がないね。玄倉川、世附川、早戸川あたりが候補となるんだろうけど、そこまで行くのが面倒だ。

宮が瀬湖ができる前は、厚木から国道412号線をちょっと上れば、中津渓谷があって、愛川大橋下とか、煤が谷、半原など、中津川で気軽に渓流釣りが出来たんだけど、今は昔。

渓流はもう何年も攻めていない。岩手に住んでいたころ、気仙川水系でよくヤマメを釣ったが、あれから6年以上経ってしまった。

話は海釣りに戻ります。夏の海釣りは、暑いのさえ我慢すれば、数釣りが期待でき、爆釣できる確率が高い。ハゼ、シロギス、アジ、サバ、イワシ・・・。簡単に釣れて食べても大変よろしい。夏の風物詩だ。メイングラウンドは堤防、サーフだ。磯もグレがメインとなり、おもしろいのだが、ガキおやじの戦意を喪失させる、フグ、ベラといったエサ取りの猛攻を覚悟しなければならない。

僕が特に嫌なのがベラ類。オハグロベラ、ササノハベラがその最たるもの。

餌を工夫したり、タナを変えてみたり、エサ取り回避の努力が必要で、ガキおやじはこれが特に嫌なの。面倒だから。

だから真夏の釣りはあまり好きでない。今年は子供たちが釣りデビューを華々しく飾った。夏休みも釣りに連れて行けと言われるに違いない。

ターゲットを、アジ、シロギス、イシモチのみに絞り、カゴ投げサビキと、サーフキャストを教えるかな???

投げられねぇだろうなぁ・・・。

子守り休日の釣堀遊び

テキトー釣行記
06 /27 2010
本日は、妻が朝から外出。友だちと遊びに行った。

子供2人を押し付けられ、どうしようか・・・天気も悪いしな。はぁ・・・。

取りあえず朝飯食わせ、午前中は雨が残っていたので、人生ゲームをして過ごす。しかし、それだって小一時間しか潰せない。

午後になり、まだ雨が少し残っている。家にいても仕方がないので、車で10分程度のところにある綾瀬タウンヒル(ショッピングモール)へ。

はなまるうどんでうどんを食い、ゲームセンターでポケモンバトリオゼロで遊ばせる。それでもまだ14:00。雨は上がったようだ。

・・・釣り堀行っちゃった(笑)。

大和市・泉の森公園にある、フィッシングパーク『草柳園』。

子供でも楽しめる金魚池から、本格的な釣りが楽しめる鯉池、ベテランが練習するためのヘラ池(宙釣り専用池と底釣り専用池があり、超本格的!)、ニジマス池まであり、淡水釣り師を須く満足させてくれる。

モチロン我が家は金魚池。1時間700円。貸し竿・エサ付きです。

草柳園・金魚池

取りあえず1本だけ竿を借り、娘がメインで釣りスタート。

息子は色々ある池を回り、ニジマス釣りを楽しんでいるファミリーをずっと眺めていました。

10cm程度の小さな金魚、フナですが、娘はコンスタントに釣り続け、1時間で8匹釣り上げました。

1時間の釣果

ひとり2匹まで、持って帰っていいようです。しかし、我が家の熱帯魚水槽に入れるには魚が大きすぎるため、全てリリースし、16:00頃、家に帰ってきました。

家の中が蒸し風呂状態だったので、すぐに3人でシャワーを浴び、クーラーをガンガンにいれ、父ちゃんはビール呑み始めました。

妻が帰ってくる時間に合わせ、晩飯の準備も済ませ、父ちゃんの任務は終了。

まぁ、たまにはこんな日があってもいいね。

うわっ、やっちまった・・・

テキトー釣り道
06 /26 2010
シマッタ!!

俺としたことが・・・。

楽天ショップ『おさかな侍』で先日買ったばかりのエギングロッド『エギングワン』の先端を折っちまった・・・。

ロッドケースから取り出して、軽く拭いておこうと思い、乾いた雑巾で拭いていたのだが、雑巾から出ていた繊維片がトップガイドに絡まったのに気づかず、雑巾を動かした瞬間、『ポキ!!』と、先端から5cm程の部分から飛んでしまった・・・。

まだ1回しか使っていないのに・・・。自分の不注意を恨みつつ、怒りをぶつける場所もなく、泣く泣くまた注文してしまったよ。

参った、マイッタ。。。

営業マンの特権なりっ!

テキトー日記
06 /24 2010
今日は朝から小田原で仕事。面倒くせぇ仕事だが、朝の西湘バイパスは気持ちイイ。

西湘バイパスより小田原方面を望む

小田原駅で本日のパートナーである、ガキおやじより一回り若い塗料メーカーの営業マンを拾い客先へ。ガキおやじはとある商社の営業マンで、基本外回りなのだ。

新規の塗料が採用になったため、塗装トライスケジュール、塗装仕様、塗装設備の確認と関係者の顔合わせ。

・・・まぁ、そんなことはどうでもよろし。

一通り仕事が終わり、ちょうどお昼の時間。パートナーと一緒に昼飯を食おうということになった。

せっかく小田原に来たんだから、やっぱ魚食いたいでしょう。聞くところによると、パートナーも釣りが好きで、実家の長崎に帰ると、必ずナントカ島っていうところへ釣りに行くそうだ。渡船でわたる小さな島で、海釣り公園があるそうだ。ヤツはほぼ通年、カサゴ狙いだそうだ。

そんな話になっちゃったもんで、昼飯は当然地魚を食える店へ。

どこか適当なところはないかと探していたら、国府津駅のそばにとんかつ屋を発見(笑)。店名も『かつ平』(爆)。

しかしこの店、客にトンカツ食わせる気はないみたい。

店の入り口には魚が干してあるし、幟旗は『小田原港の地魚』と書いてある。『本日のオススメ』もすべて地魚料理。あはは。

国府津・かつ平

店構えも店内も、どこをどう見ても魚を食わせる店だ。メニューも魚メイン。もちろんトンカツもあることはあるのだが、オススメ度が全く感じられない。

二人して、同じものをオーダー。

激うま! 小田原地アジ丼

『小田原港の朝採り地アジ丼(1,680円)』チト高い気もしたが、普段は弁当もちのガキおやじ、たまの贅沢をしてしまいました。

いやぁ、めちゃくちゃ旨いゼ! 感動の味!! 外回り営業マンの特権ですな。神奈川にもどって来て良かった!

栃木に住んでいたころは、こんな昼飯絶対に食えなかったからね。

やっぱり夏も釣りしなきゃな。アジだよ、アジ、鯵鯵!!

江ノ島あたりでカゴ投げやろうっと!!

外来魚の功罪

テキトー日記
06 /22 2010
特に淡水域で、ゲームフィッシングの対象となっている魚は、外来魚がほとんどだ。

引きの強さを楽しむゲームフィッシングができると言うことは、その対象が魚食性が強いということであり、生態系に大きな影響を及ぼす。

管理釣り場で厳重に管理されているのならまだしも、普通に川や池、湖で跋扈してしまっている。飼っていたものを捨てたのか、管理釣り場から逃げたのか、あるいは、ゲームフィッシングをするために故意に放流したのか分からないが、在来種にとっては迷惑至極な話である。

オオクチバス(ブラックバス)、ブルーギル、ニジマス、ブラウントラウト、カムルチー・・・これらが日本に移植されて来たのは明治以降のことだ。

最初は日本人の貴重な蛋白源として、簡単に殖え、成長の早いこれらの魚が重宝されたのだろう。当初の目的としては決して間違ってはいない。

しかし、飽食の現代、日本人の蛋白源としての存在意義は皆無だ。

ニジマスなどのトラウト類はそれでも食されている方であろう。実際、サケ科の淡水魚の塩焼きは最高にうまい。ガキおやじも年に一度は必ず管理釣り場でニジマス釣りをやる。バーベキューにして食うためだ。子供たちもニジマスの塩焼きなんかくれてやると興奮してかぶりつく。アユよりうまいとかいいながら(笑)。

しかし、ブラックバス、ブルーギルなどのサンフィッシュ科に属する魚あるいは、蓮魚、草魚などの中国大陸から移植したコイ科の魚は、どう料理しても現代日本人の口には合わない。

ムニエルだとか、バター焼き、ワイン蒸しだとかにすればうまいと言うヤツがいるが、日本人はもともとムニエルやワイン蒸しなどのバタ臭い料理は好きではないのだ。庶民がフレンチ行って魚料理頼む確率は大変低いにきまっている。

刺身、焼き魚、煮魚、干物、てんぷら、フライ。このどれかで美味しく食えない魚はダメなのだ。

まぁ、現代日本人も、知らずして毎日のように外来魚食ってるんだけどね。

たとえば、東南アジアのナマズ『チャー』が、持ち帰り弁当の白身魚フライの原料だったり、回転すしのスズキが『ナイルパーチ』だったり、アワビが『ロコ貝』だったり、サザエが『トップシェル』だったり、スーパーで売っている銀むつが『マゼランアイナメ』だったり、極洋マグロが『ガストロ』だったり・・・。

しかし、それは本気で在来の天然資源保護を考えて、あるいは、高級魚の味わいを安く提供するための『私企業』の努力の賜物である。企業は『安く』仕入れるルート開拓、また、『美味しく』提供するための輸送技術・加工技術を日夜開発しているのだ。

こういう魚は100%輸入だ。国内で養殖などやったら高くついてしまい、元も子もないからだ。

水産試験場などの公的機関が、税金を投じて代替魚を探すために、後先考えず琵琶湖や芦ノ湖などに放流するのとはわけが違う。水産試験場は、マグロの完全栽培に全力を注いでくれればよいのだ。

閑話休題。

『釣り』が目的で外来魚を移植するなど言語道断だ。また、釣りが目的でなく、観賞用としてショップなどで購入したのなら、どんな事情があっても自然に放流してはならない。日本はもともと島国で、ここの生態系は脆弱だ。大陸の生態系とは比べ物にならないほど規模が小さく、生命力、繁殖力も弱い。日本の在来種が外来魚を駆逐したと言う話は残念ながら皆無なのである。

といいうわけで、ゲームフィッシングをする人、特にブラックバス釣りをする『バサー』さんには、是非、釣ったバスは持ち帰って欲しいと思います。キャッチ&リリースはやめていただきたい。湖沼などの止水域では、ブラックバスは簡単に生態系の頂点に君臨してしまう。ブラックバスの生命力、繁殖力は、在来種にはとても歯が立たない。あっという間に生態系が破壊されてしまう。

また、『アクアリスト』の皆さんも、絶対にショップで購入した魚を自然に放たないで欲しい。ガキおやじも実はキャリア30年以上のヘビーアクアリストですが、一度も放流したことはありません。矢部池で釣った金魚やフナだって、一度飼ったものは放流なんかしたことない。

魚以外では、『マッカチン』ことアメリカザリガニも然り。日本古来のザリガニ『豆腐』がほとんど見られなくなってしまったことは大変残念だ。

ガキおやじが少年のころ、まだマッカチンと豆腐では、豆腐の方が圧倒的に多かった。豆腐が釣れると『ちぇっ、また豆腐だ・・・』と、がっくりしていたが、今ではほぼ100%マッカチンだ。我が家の子供たちは『豆腐』を知らない。

縁日で子供にねだられてついつい買ってしまうことの多いミドリガメ。こいつも絶対に放流しちゃダメだかんね。今、横浜三ッ池公園だって、大和泉の森公園だって、大きな池があるところはどこでもこの『ミドリガメ』こと『ミシシッピアカミミガメ』が跋扈していて、在来種のクサガメ、イシガメが激減している。

だらだらと書いてしまったけど、昔と違って今は生物の移動があまりにも簡単になってしまった。昔は海であったり、山岳であったり、天然の『堤防』があり、生物の住み分けが絶妙に出来ていた、その堤防を人間が取っ払ってしまったおかげで、種の保存が難しくなってしまっている。一部の強い種がどんどん幅を利かせ、固有種、希少種の生活の場がなくなってしまっているのだ。

そういえば、昭和50年代に、丹沢湖で初めて移植された、アルゼンチン原産の『ペヘレイ』は、今、定着したのかね? 『丹沢湖のペヘレイ釣り』なんてテレビ番組も見たことあったな。

トウゴロウイワシ科の魚としては、味がとても良く、数10センチの大型にもなると言うことで期待されていたはずなんだけど。丹沢湖に初移植した後、霞ヶ浦へも移植したんだよな、確か。

ペヘレイ売ってるのも見たことないし、ペヘレイ釣りやっているって人間も聞いたことねぇから、定着はしなかったのかね?

練り物の原料とか、乾きモノなどに加工されて、俺も食っていたりして。

釣りは早起き勝負

テキトー釣り道
06 /21 2010
釣りに行くにあたって、釣果に直結する条件として、潮回り、ポイント選び、天気など、いろいろある訳ですが、この中では、ポイント選び以外は、人間の力ではどうにもなりませんね。

ポイント選びは、自分の目と足と頭脳で、他人を出し抜ける、絶好のポイントを捜し当てることができるかも知れませんが、これにはかなりの知識と経験から導き出される、野生の勘が必要です。

釣りを始めたばかりの人間が、マンガ『釣りキチ三平』の主人公、三平三平(みひら さんぺい)のように、猛暑かつ日照り続きで水量が少なくなって、アユが『土用隠れ』に陥り、全く釣果の上がらないアユ釣り大会で、周辺よりわずかに水温が低く、湧水のお陰で水深も本流よりもある細流を見つけ、一人で爆釣できた、なーんてことはまず不可能です。

しかし、ビギナーでも確実に他人を出し抜ける、唯一の方法があります。それは、『他人より早く釣りを始める』ことです。

早起きは三文の徳などと言いますが、釣りにおいては三文どころか、数千円、数万円の価値があります。

釣り用語で『朝まづめ』『夕まづめ』という言葉があります。日の出・日の入りの直前直後、薄明・薄暮の頃合いが、魚の活性が最も高いのです。朝飯、晩飯は太古の昔から、人間も食うよね。魚も一緒なのです。人間が昼飯を食い始めるようになったのはごく最近のことです。

なので、なるべく早起きし、朝まづめをねらう。早朝であれば、ライバルも少ないし、真夏でも暑くない(真冬は地獄だけどね)。ビギナーで、釣りのウデがないのであれば、頑張って早起きし、こういう時間帯に釣らせていただいてしまいましょう。思っている以上にまづめ時の釣果は高いです。

ガキおやじは、単独釣の場合は、それこそ3時起きでも大丈夫。早起きのアドバンテージを知っているから。

でも、子連れとなるとそうもいかねぇな・・・。どう頑張っても、子供が起きるのが朝5時が限界。それに、子供は準備に時間がかかる。朝飯抜きで出掛けるのもかわいそうだし、無理してでも家でウンコさせてから出かけなきゃならないし、出掛けたら出掛けたで、途中でトイレだとか喉が渇いたとかいいやがるし。

それでも、どんなに遅くても朝7時には釣りを始めたいと思って頑張っています。

朝7時からの釣りだと、正直朝まづめのゴールデンタイム終盤。しかし、それでもデッドライン7時開始にこだわります。

それは、釣果云々よりも、開始が遅くなればなるほど、ガキおやじの最も忌み嫌う、風の影響が出やすいからです。

釣りの世界では、俗に『風とボウズは10時から』といいます。これ、言い得て妙なんよ。

前回の早川港でモロにこれにはまり、11時過ぎから風が突然強くなり、正午過ぎにはエギングができなくなった。

気圧配置、風向き、海水温と気温の関係、その他いろいろな要件が重なって天気は目まぐるしく変わるのですが、『風とボウズは10時から』という言葉が、沿岸部の天気変化を端的に表しています。

なので、朝まづめを逃したからと言って、昼頃から釣りをするのは愚というものなのです。もっと遅く、夕まづめを狙いましょう。

でも、子連れじゃ夕まづめは難しいね・・・。

一億総サッカー?!

テキトー日記
06 /19 2010
今日は会社の全体会議があり、出勤日。さらに、普通の会社より大幅に遅れた新入社員歓迎会。

入社後、基礎研修が終わり、配属が決まるこの時期に毎年新人歓迎会を開催する。

よりによって今日だ。

ほぼ全社員が飲み会に参加するのだが、今日はさすがにみんな気もそぞろ・・・。

サッカーワールドカップ予選リーグ第2戦、日本vsオランダの試合がある。こんな時に飲み会やっている我が社、運が悪いものである。

一次会がお開きになって、みんな一目散で家路へ急いだ。しかし、サッカーに全く興味のない数名の非国民は、飲み足りなさ気に、家路に急ぐ連中を恨めしげな視線で見送っている。

ガキおやじは、その見送りの方(^^;

飲み屋もどこも今日は『サッカー日本vsオランダ放映中!!』の張り紙が・・・。

こんな飲み屋じゃうるさくてかなわん。

どこか静かに飲めるところはないかと探し、小さな焼き鳥屋へ。

ワンセグ携帯電話でサッカー見ながら飲んでる奴ばっかし。そんなに見たきゃ家帰ればいいのに・・・。

ガキおやじは、既に今日のテレビ東京『ザ・フィッシング』と『釣りロマンを求めて』が見られなかった時点でガックシ来ている。サッカーなんかどうでもいい。

雨が降ると思っていたが、今のところ天気はもっている。降り出さないうちに帰るか・・・。

みんな本当にそんなにサッカー好きなのか?

まぁ、俺もワールドベースボールクラシックの時や、北京オリンピックの女子ソフトボールの時は、すべてを差し置いてテレビの前にかぶりついていたから、人のこと言えないか・・・。

・・・東京タワーのライトアップがとてもきれいだ。

軟体系フィッシングの専門書

テキトー釣り道
06 /17 2010
イカ・タコなどの軟体動物を専門に狙う釣りが本当に流行っているんだな。

こんな本見っけたよ。立ち読みだけのつもりが、つい買ってしまった・・・。

『改訂版・初めてのイカ・タコ釣り まるわかり大全』。ガキおやじが好きでよく読む釣り雑誌『磯・投げ情報』の特別編集版だ。

イカ5種、タコ3種の種別の生態、釣り期、釣り方が網羅されている。エギング、ヤエン、テンヤ、スッテ、ソフトルアー、泳がせ釣り、ウキ釣りの各釣り方について、初級編から上級編まで詳細なテクニック、はたまた美味しくいただくための調理法までもが紹介されている。

また、福島、茨城、新潟、千葉、東京、神奈川、静岡の各エリアの有名釣り場が詳しく紹介されており、コレ一冊あれば、東日本を拠点とする全ての軟体系アングラーのバイブルとなること間違いなし。

実践前の情報収集はモチロン、そうでなくても、普通の読み物としても楽しいよ!

初めてのイカ・タコ釣りまるわかり大全 改訂版―堤防・磯・サーフ (BIG1 148)初めてのイカ・タコ釣りまるわかり大全 改訂版―堤防・磯・サーフ (BIG1 148)
(2010/05)
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昭和のガキ発見

テキトー日記
06 /16 2010
我が家から歩いて数分のところに、目久尻川が流れている。

目久尻川とは、神奈川県相模原市南区相武台団地付近に発し、海老名市、綾瀬市、藤沢市、寒川町の約20kmを流れ、相模川に合流する、ごく小さな一級河川である。

我が家の近くの目久尻川は、川幅10m程度の細い河川で、周辺は閑静な宅地と交通量の多い主要県道と田畑が入り混じった、何ともごちゃごちゃしたエリアなのだが、先週の土曜日、そこで釣りをしている二人の少年を見た。

小学校5年生くらいの少年。2m程度の短い延べ竿で、なにやら一生懸命腕を伸ばしている。ウキもつけず、ガン玉だけの脈釣りだ。

ザリガニでも釣っているのかな? と思いきや、しばらく見ていたら少年の一人が魚を釣り上げた。

『お、釣れたな、何がつれたん?』と、声をかけたら、『ヤマベ!』と答えた。『ヤマベ』とは、オイカワの関東での地方名なのだが、今時オイカワをヤマベと言う人間は関東でも年寄りだけだ。ましてや小学生がヤマベと言う名前など知る由もないはず。ヤマベなどと言う名前、何年ぶりに聞いただろう?

100%、父親かおじいちゃんが言っているのを聞いて覚えたに違いない。

エサは何を使っているのだろうと気になり、『ミミズでもつけてるのか?』とたずねると、『違うよ。コレだよ。』と、見せられたのはなんとスパゲッティ。5mmくらいの長さに切った太目のスパゲッティが、水を張った桃屋のメンマのビンに入れられていた。

おぉ、昭和のガキだ!!

『はやぶさ』が小惑星から砂を持って地球に帰還した平成22年に、こんなガキがまだ生息していたんだなぁ!!

確かにオイカワのようなコイ科の魚は雑食性で、スパゲティでも竹輪でもパンくずでも釣れる。しかし、現代、この知識を持ち合わせている子供がいたことに感動。モチロン、釣りの本などには、オイカワがパスタで釣れる事は書いてあるだろう、しかし、こういうガキは、本など読んではおるまい。

オヤジかジイサンから教えられたかナ?

今日日の子供といえば、やれDSだWiiだと、とにかく外で活動しないというイメージだったのだが、30年前のガキおやじと全く同じような子供が、2010年に小川でヤマベを釣って遊んでいるということに、何だか甚く感銘を受けた一日でありました。

現地現物主義

テキトー釣り道
06 /15 2010
今日は午後から横須賀市のN社で打ち合わせ。

その昔、投げ釣りで良型のアイナメが出るスポットとして、ガキおやじが好んで釣りをした、夏島のよこすか釣り公園でも久しぶりに覗いてみるかな? と、行ってみたらびっくり。そこは、横須賀市リサイクルセンター『アイクル』なる施設になっていました。

11年も御無沙汰してたからな、変わっていても不思議ではないわな。あの釣り場はどうなっちゃったんだ? と、営業車の中で急いで弁当をかき込み、偵察開始。

幸い、当時釣り公園だったところはそのまま残されていた。というより、リニューアルされて、フェンスや地面、あずまやなどが再整備されてきれいになっていた。横須賀市のイキな計らいに感謝!

アイクル

写真は、アイクルの海に面した東側。約150mくらい、釣りが出来るスペースとなっています。アイクルの営業時間内なら、駐車場も無料で使えるそうです!

平日の昼時でも釣り師の姿がポツポツ。その中のグレ師のおっさんに声をかけてみたところ、今の季節はアオリイカが絶好調で、500g程度のものが夕方を中心に毎日上がってるよとのこと。

その証拠に、通路のあちこちに、まだ新しいとおぼしき、イカの墨跡が!

墨跡墨跡2


墨跡は、釣り場の入り口付近に集中していましたが、ちょっと歩いただけで6カ所ほど発見しました。こりゃすげぇ!!

んー、仕事もそうだけど、釣りもやっぱ大事なのは現地現物ですな。机上でいくら情報を集めても、それは一般論に過ぎない。偵察の重要性を改めて実感。

雑誌やインターネットの情報でも、アイクルでアオリイカなんて情報はこれっぽっちもなかったもんね。

ここの難点は、近くに釣り具屋がないことと、岸壁から海面まで高さがあり過ぎ、タモやギャフが使えないことですね。先のグレ師によると、ここではアオリイカはごぼう抜きするしかないよ、結構抜く時に落としちゃう人が多いね、ということだ。

しかし、安全だし、駐車場もトイレもきれいでバッチリ。底には根がたくさんあり、エギングするには良さそうな場所だ。

機会があったらここは一度攻めておこうと思う。『アイクル』、穴場だ(そうでもねぇ? みんな知ってるってか?)。

こんなマル秘ポイント、ブログなんかにアップするんじゃねぇってか? え? マル秘ポイントじゃねぇって?

ガキおやじ

昭和44年生まれ、神奈川県横浜市出身、藤沢市在住。O型てんびん座の2児の父。根っからの釣り好きだけど、道具に凝ったり、奥義を極めたり全くしないテキトーおやじです。昭和のガキの遊びとしての釣りを40年以上続けています。たかが魚じゃんか。竿と糸とハリとエサがあれば釣れぬ魚ナシ!! 自然を満喫しつつボケ~っとアタリを待つ釣りを愛し、釣った魚は酒の友として美味しくいただくのがモットーです。

上の写真は、神奈川県民の象徴ともいうべき江の島の頂上から見た片瀬川河口と江の島大橋、片瀬東浜です。きれいでしょ?