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冷凍赤虫の威力か?

テキトー日記
07 /07 2010
先週の土曜日、コリドラス・パンダの繁殖を促すために、体力をつけようと、アクアリストの中では知らぬ者がいないという有名ペットショップ『かねだい』で、冷凍赤虫を大量購入した。

赤虫とは、ユスリカの幼虫、いわゆる『ボウフラ』だ。日本においては、(株)キョーリンが、熱帯魚用の冷凍赤虫は寡占状態だが、主に4種類ある。

①『クリーン赤虫・ミニキューブ』幼魚用
②『クリーン赤虫』
③『UV赤虫』
④『まるとく赤虫』

いずれも中国で生産されている。キョーリンの中国の生産池で大量のボウフラを湧かし採集したものを、浄水洗浄してキューブ状にパックしただけのものが④、洗浄後、UV滅菌を行ったものが③、その後、再度洗浄し、さらに赤虫にビタミン剤を摂取させたものが②と①。

④と②では3倍以上の価格差がある。こだわりのアクアリストたちは、②以外は有り得ないと言っている人が多い。生エサなので、あらぬ病原菌を水槽内に持ち込まないように、リスクは限りなく取り除いたものしか与えないという。

まぁ、工場で管理されたところで生産されているとはいえ、所詮ボウフラであるので、どんな病原菌を持っているか分からないというのが彼らの主張だ。モチロンその考えは否定しない。

しかしガキおやじは、④しか買ったことがない。たかが魚のエサだもん。自然環境においては、もっと劣悪なところで病原菌にまみれたボウフラとか食ってるんだ。

ガキおやじが飼っている熱帯魚は、自然採集種なんか一匹もいない。全て東南アジアの田んぼ、池や、香港あたりのビルの一室で大量に養殖された個体だ。こういう魚は、野生のエサに対し耐性がないかもしれない。しかし、ブリード個体はワイルド個体より強いと言うのが定説であり、ガキおやじは固く信じているので全く気にしない。

『色揚げ』や『改良種作出』などが目的の場合は、キチンとプログラミングされた専用フードを与える必要があるが、普通に飼う分には、魚にデラックスエサなど与える必要はない。

と言うわけで、激安『まるとく赤虫』をおよそ半年振りに与えた途端、水槽の中の全ての魚が狂ったように赤虫にむしゃぶりついてきた。

コリドラス・パンダにもたくさん食べてもらって、産卵を狙おうとしているのだが、その前に、ゴールデン・ハニー・ドワーフ・グーラミイが交尾を始めてしまった(^^;

ゴールデン・ハニー・ドワーフ・グーラミイの繁殖行動

写真では分かりづらいが、グーラミイの類は、情熱的な交尾をする。メスの体にオスが巻きつき、激しく絡み合う。

その後、流れのない水面部分に浮き草の切れ端などを集め、自分の口中の分泌液で泡をつくり、浮き草を固めてゆく『泡巣』の中に産卵する。

しかし、水槽の中に泡巣を作らせることは残念ながらできない。まず水面にワンド(止水部)を作ることができない。濾過を止めなければならない。繁殖用の水槽を用意すればいいのだが、そんな余裕なし。残念だが、グーラミイちゃんには、『ヤリ損』となっていただくしかない(泣)。

コリドラスやレインボーフィッシュなど、普通の産卵形態の魚なら、水槽内に小型産卵ケースを沈めて、その中に卵を入れておけば、孵化から幼魚の間はその産卵ケースの中で育成できるのだが・・・。

水槽の中で、それも多種が雑多に入っている、コミュニティ・タンクで、魚が繁殖行動を始めると言うことは、環境が大変良い状態であるということであり、飼育がうまく行っていることの証左に他ならない。アクアリストにとって、目標の一つであり、誇りでもある。

環境悪化を監視し、病気の気配を察したらすぐに治療させたり、エサをマンネリ化しないように工夫し、たまに赤虫やったり、ブラインシュリンプやったり、動物性、植物性のエサをバランスよく食わせていることが奏功している。

もっとも、赤虫食って急に繁殖始めたってことは恐らくないんだけど、メスが産卵準備を人知れずしていて、赤虫の摂取が実際の産卵行動を誘発させたことは間違いないと思う。コリドラス・パンダの2度目の繁殖にも大いに期待しちゃうのである。

まさに、生エサのパワーは恐るべしと言うほかない。

ガキおやじ

昭和44年生まれ、神奈川県横浜市出身、藤沢市在住。O型てんびん座の2児の父。根っからの釣り好きだけど、道具に凝ったり、奥義を極めたり全くしないテキトーおやじです。昭和のガキの遊びとしての釣りを40年以上続けています。たかが魚じゃんか。竿と糸とハリとエサがあれば釣れぬ魚ナシ!! 自然を満喫しつつボケ~っとアタリを待つ釣りを愛し、釣った魚は酒の友として美味しくいただくのがモットーです。

上の写真は、神奈川県民の象徴ともいうべき江の島の頂上から見た片瀬川河口と江の島大橋、片瀬東浜です。きれいでしょ?