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息子と一日デート

テキトー日記
10 /31 2010
今日は妻と娘がお出掛け。妻の従姉妹の家に出ています。

父ちゃんは、息子と一日デートです。今日は、息子が一ヶ月以上前から楽しみにしていた、『小田急鉄道展』の日でした。小田急電鉄・海老名車両基地の開放日で、車両のメンテナンス工場の見学や、ドライブシミュレーターの体験、ロマンスカー車内でのクイズ大会、海老名駅長との写真撮影会等、鉄ヲタの息子にとっては夢のような一日となる・・・はずでした。

朝10時開始のため、10分くらい前に現地入りするよう、海老名駅へ向かうと、プラカードを持ったねぇちゃんが立っていた。

・・・『本日の鉄道展は中止となりました』・・・マジっすか???

何でだよ!! と詰め寄ると、『悪天候のため』とのこと。今日は雨も降っていなくて、穏やかじゃんか!!

するとねぇちゃん『・・・昨日の台風の影響で、メンテナンス車両の入庫が多く、基地を開放できない』との説明でした。

仕方ないといえば仕方ないんだけど、幼い子供には理解が出来ない。我が息子、込み上げて来る涙を必死にこらえ、『仕方ないね・・・』としょぼくれている。

周囲には泣いている子供が。ねぇちゃんが悪いわけではないが、酷だよなぁ。

朝7時に朝霞の家を出て、新宿からロマンスカーに乗ってきたと言う親子連れは、憤懣やるかたなしといった感じで、パパはがっくりとうなだれていた。マクドナルドでハンバーガー食べて、せっかくだから小田原あたりまで電車で行ってみようかと、子供を宥めていた。朝霞からってのはご苦労サマです。お互い父親業も楽ではありませんなぁ!! ウチは地元だからたいしたことはないけど。

海老名車両基地でのイベントは全て中止となってしまったが、第二会場となっていた、駅前のショッピングモール『ビナウォーク』では、相模大野鉄道模型クラブによる、HOゲージの鉄道模型の走行展示があり、子供たちはそちらに殺到していた。

HOゲージ模型 小田急 特急ロマンスカーVSE HOゲージ 新幹線 500系 HOゲージ 南海電車 特急ラピード

鉄道に全く興味のないガキおやじも、このHOゲージの鉄道模型の造型の素晴らしさには感激し、しばし子供に混じって模型を見ていました。

その後、ビナウォークにある、マルイの4階で同時開催していた『プラレールジオラマ』展示を見に行き、息子もしばらくは見とれていました。

プラレール展 小田急ロマンスカーVSE プラレールジオラマ展示

しかし、15分も見たら飽きてしまったようで、『本物の電車が見たい』と言い始めたので、じゃあ、電車乗ってどこか行こうか・・・と、あてもなく小田急線下り普通電車に乗り、本厚木駅へ。たまたま、特急『あさぎり』が本厚木駅へ停車する時間だったので、先頭車両前で写真をパチリ。

同じく鉄道展を振られてしまった親子連れが多く写真撮影していました。皆さんご苦労様です!!

本厚木駅・JR-小田急相互乗り入れ 特急あさぎり

写真撮影後、本厚木駅を出て、一番街のゲームセンターへ行き、『電車でGO!』であそび、その後再び小田急線上り普通電車に乗り、厚木駅で下車。少し歩いて、相模川で川遊び。さすがに水には入りませんでしたが、相模川の水が思いの外綺麗になっていたので、川虫を探して遊びました。

小田急厚木駅で下車 相模川で川遊び 相模川・海老名市側より相模大橋、あゆみ橋を望む

寒くなってきたので、海老名へ戻り、息子が腹減ったと言い出したので、『何が食べたい?』と聞くと、お約束の『お寿司』・・・。

オメーなぁ、二言目には寿司かよ。父ちゃんの小遣いいくらだと思ってやがるんだ?

『寿司は却下!!』というと、また『ショボン』としやがる・・・。

んー、何だかちょっとかわいそうだな。仕方ない。海老名駅の相鉄改札口前に新しく出来た、鮪専門店『鮪市場』で、まぐろ丼食わしてやるよ。と言うと、息子の顔がパーッと晴れ上がる・・・。

んもー、ゲンキンな奴っちゃ・・・。

相鉄・海老名駅改札前のまぐろ専門店『鮪市場』

ここは、朝はおにぎり専門店、昼間は激安海鮮ランチ(まぐろ丼、ネギトロ丼、いくら丼など)専門店、夜はまぐろ料理の立ち飲み屋になる、ビンボー人が安くまぐろ料理を満喫できる、サラリーマン御用達のまぐろ専門店なのだ。

二人が食べたのは、定番の『まぐろ丼ランチ』。値段は驚くべき一人前490円!! 写真は、ガキおやじが醤油かけちまった後で撮ったので、ヅケのようになっていますが、ヅケ丼ではありません。

まぐろ丼ランチ490円!! まぐろ丼490円 一人前をペロリでご満悦

本マグロではあるまいが、キハダマグロかミナミマグロかと思しき赤身の切り落としがたくさん乗った丼。チョット筋が多かったけど、新鮮さが充分感じられ、コレで490円なら大満足です。言っちゃ悪いが、某す○家とか松○などの牛丼チェーン店でネギトロ丼やまぐろ丼なんか食う気になれないけど、ココはマグロの専門店。味は保証つきです。息子もご覧の通りご満悦。ペロリと平らげやがった。

車両基地の見学は残念ながら来年までお預けだけど、息子もそこそこ満足したようで、『今日は楽しかった』と言ってくれました。

・・・やれやれ。

完全フカセ釣りは本当に合理的か?

テキトー釣り道
10 /30 2010
道糸、ハリス、ハリだけの仕掛けで行う完全フカセ釣り。ウキはもちろん、錘も一切使わない。

仕掛けの自重だけでポイントへ持って行き、潮の流れに完全に任せる。余計な抵抗を極力排し、餌が自然な感じで漂う。ライブ感を演出するにはこれ以上の方法はないそうで、磯上物釣りなどに対して、非常に合理的な方法と言われている。

しかしコレが合理的な釣り方とは、チャンチャラおかしいゼ・・・と、ガキおやじは思ってしまうのである。

完全フカセは、釣りのメカニズムとしては、確かに自然の摂理に適っている。しかし、全く以って実践的でないのだ。

①狙ったポイントに仕掛けを投入できない。

②仕掛けが今どの位置にあるか、全く確認できない。タナ取りなどほぼ不可能である。

③コマセと食わせ餌を同じような位置に流すことが驚異的に難しい。

④道糸、ハリスを選択するにあたり、糸の材質(比重)、号数に異常に気を使うくせに、チョットの風ですべて台無しになる。

要は、テキトーに流し、たまたま通りかかった魚に食いついてもらうという釣りになってしまうのだ。

こういう釣りは、合理的とは言えない。

糸の微妙な動きを見ながらアタリを取る、糸の材質を変えることで、沈み方のスピードが変わるなど、釣り方が『玄人っぽい』ため、熱狂する釣り師は多い。

しかし、『狙ったところに仕掛けをすばやく投入する(垂直方向の動き)』、あるいは『足元を狙ったり、遠投したりして広範囲を探る(水平方向の動き)』と言う点において、これ以上ないほど非効率的な釣りであると、ガキおやじは考えている。

磯では、水深も遠近も広く探れる合理性の点で言えば、遊動式ウキ釣り仕掛けに勝るものはない。

岩手土産の最高傑作!!

テキトー日記
10 /30 2010
今日は、岩手に出張してきました。

岩手を離れ6年。それ以来の古巣・北上市へ。極寒のこの地で新婚生活を始めた11年前の12月を思い出し、しばし胸に熱いものが込み上げて来る。

仕事を終え、帰りがけに駅前の土産物店へ一目散。うほほーーーい!!

当時、毎日食べていた、只勝市兵衛本店『弁慶のほろほろ漬』を4パック迷わず購入。久しぶりだなぁ、ほろほろ漬。地元じゃ『こめっこべらし』とか言われ、白いご飯の最高のパートナーとして、普通にどこにでも売っている漬物だ。

大根、なす、人参、キュウリ、シソなどを細かく刻み、もろみ醤油に漬けた物なんだけど、ピリ辛でとってもうまい。

とってもうまいと言うより、

『うまいっ! うますぎるっ!!』

あるいは

『うまゥィーーーーッ!!!』

だな。

悲しくなるほどうまい。切なくなるほどうまい。この食品と出会うことが出来た、己の運命の奇跡をさえ感じるほどのうまさだ。

この、ほろほろ漬けを初めて試食したのが、平泉の中尊寺駐車場のお土産屋だった。あまりのうまさに感激し、5パック買ったのが始まり。

弁慶のほろほろ漬・パッケージ 弁慶のほろほろ漬・パッケージ裏面

ガキおやじは、岩手で暮らしていた5年間、恐らくほぼ毎日、ご飯の上にかけていたでしょう。大げさでなく、コイツとご飯の相性は最高だ。

ご飯との相性というより、あらゆる食材に合うね。パスタ、チャーハン、カレーライスにかけても美味しいし、冷奴に乗せても、納豆に混ぜても、トーストにも合う。

もちろん、酒との相性は言わずもがな。

岩手には、うまいものがいっぱいありますが、こいつは異常なうまさです。岩手土産の最高傑作というよりは、『世界の漬物の最高峰に君臨する唯一無二の逸品』です。こんなにうまいのに、なぜ全国販売しないのだ?

あー、早くゴハン食いたい!!

カラス貝!!

テキトー釣り道
10 /28 2010
ガキおやじの愛読誌(といっても立ち読みだけで、買ったことにゃいけど・・・ぎゃはは)、主婦と生活社刊『磯・投げ情報』12月号に、またまた密かに巻末の辺りにガキおやじの琴線に触れる記事が載っていた。

それは、『三崎港でのガワハギ釣り』の記事なんだけど、それだけなら特段目に止まる事はない。しかし、『カラス貝の剥き身が特効餌』と書いてあり、俄然ガキおやじの興味を惹いた。

カラス貝は、海釣り師で使ったことのない人間はいないであろう。どこにでも自生しており、簡単にゴッソリ手に入る。昔から釣りの特効餌として知られている。しかし、釣り餌として使う際は、殻つきで使うというのが、ガキおやじが子供の頃からの常識だった。身が水っぽく、剥いてしまうとデロデロになってしまうからだ。

だから、カラス貝はどちらかと言うと撒き餌として、足でグシャグシヤに潰して海に撒く使い方が主流だった。

剥き身にして桶に集め、大量の塩をぶっ掛け、脱水するのだそうだ。こうして塩締めすると、刺し餌として充分使える極上餌になるという。

カワハギの特効餌は昔からアサリの剥き身と決まっていた。しかし、意外とアサリの剥き身は高いし、釣り場の近所で手に入りづらいことが多かった。まぁ、家の近所のスーパーで前日に買っておいて、剥いて塩漬けにしておけば良いんだけど。

カラス貝が取れない釣り場はないからね。家から塩だけ持っていけばヨシ。三崎港の近所の釣り場では1kg 800円らしいけど、カラス貝なんて買うもんじゃないからね。それこそどっこでも手に入る。

カラス貝でカワハギ・・・まさに『蝦で鯛を釣る』ですな。

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魚の視力

テキトー釣り道
10 /27 2010
『魚は目がいい』という人がいる。

太いハリス、道糸は『見切られる』のだそうだ。

ガキおやじはこの考え方に真っ向対立する考えだ。

魚の目がいいわけがない。

視力は、外界からの情報を取り込む『レンズ』と、その情報を画像・映像として結ぶ『感光体(網膜)』、そして、『感光体』が結んだ画像や映像を、『それが何なのか』を認識するための『CPU』すなわち『脳』の3つが必要だ。

このうちどれかひとつでも欠けると、『視力』すなわち『外界の情報を取り込み』、『その情報を画像化し』、『その画像が何なのか』を判定するプロセスが実行できないのである。

魚が生命維持のために備えている機能は、せいぜい一番最初の『レンズ』機能だけである。だから、目から入力されてくる情報に対し、それが外敵か、はたまた餌か、判定はできない。

外敵から身を守る機能を果たしているのは、『目』ではなく、『耳』と『鼻』である。

というのがガキおやじの主張。

パソコンと同じで、画像、映像をリアルタイムに処理するには、膨大なデータ処理能力を必要とされる。

だから魚の脳ミソでは処理できるはずがないのだ。

ただ、脳ミソのキャパシティに対し、普段どれくらいの使用率があるかと言えば、人間なんかよりよっぽど魚の方が高い。

人間は、自分が持っている脳の領域の1%も使わず、のんべんだらりんと日々生活しているが、魚や昆虫等の下等生物は、脳のキャパシティをほぼ100%使っているはずだ。そのうちの50%以上は、生命維持のためだけに使われている、つまり、心臓を動かす、餌を認識する。一定の条件を満たしたら産卵するなど、そういうことを行うために使われる。

リスクヘッジはその次の領域である。

もともと脳の処理能力が大昔のポケコンのBASIC以下なので、画像の認識などできるわけないのだ。

だから、『ルアー釣り』が成立したり、カツオの一本釣りで、海面に水を撒くだけで、イワシの群れを演出出来たりするのだ。

対して、『音』、『匂い』については、魚は敏感だ。これらは、画像、映像情報に比べ、圧倒的にデータ量が少ない。

魚の本能の領域としてインプットできる程度のデータ量なのだ。

・・・何が言いたいか?

魚の目を欺くため、必要以上に細く、小さい仕掛けを使う必要はあまりないと言うことだ。

魚の目は、基本『フシアナ』である。

それよりも、『人間の物音を認識させるような不用意な音をたてない』とか、魚が警戒するような『臭い』を水中に落とさない方がよっぽど釣果に影響するのである。とくに地面を伝わってくる『音』が一番魚の警戒心を煽るね。

・・・ガキおやじは、生物学者でもなんでもないので、この記事を鵜呑みにするか、一蹴するかはあなた次第。

でも、ガキおやじの基本的な考え方は、『所詮魚じゃねぇか!!』なのである。

つるかめ

テキトー日記
10 /26 2010
生鮮食品の激安スーパー『つるかめ』って知ってる?

イギリス・テスコ社の日本法人である、テスコジャパン株式会社が運営するスーパーで、神奈川県、東京都を中心に展開しているディスカウンターなんだけど、ここが面白い。ドン・キホーテの生鮮食品版って感じ。

以前このブログで紹介した、スーパー『Ave』と比べると、個々の店舗の規模は小さいが、会社としては圧倒的にテスコジャパンの方が大きい。

『つるかめ』は、小田急沿線に多く、ガキおやじの生活圏内では、海老名駅前と六会日大前駅前にある。

どちらも駐車場がないので、普段買い物に使うことはないんだけど、平日、会社帰りにパトロールするのが日課となっている。

テスコブランドで安いPB商品を展開しており、缶チューハイ89円とか、賞味期限が近いカラムーチョ59円とか、なかなか笑えるのだ。

中でも肉魚の類いはすげえ安い。

ウソかホントか、鳥取県産天然イナダ(刺身用)が半身で250円とか、神奈川県産キハダマグロが100g128円とか、25cm級の静岡県産丸アジ(刺身用)が3匹198円とか、呑兵衛サラリーマンの琴線に触れる逸品ばかり。

解凍モノなんだろうけど、生食で美味しい魚が豊富だ。ガキおやじは最近、閉店間近の20:45頃を狙い、つるかめ海老名駅前店によく出没する。

イナダもアジもキハダも正札の半額。100gあたり100円以下で刺身のネタが手に入ります。

刺身用の魚は保存がきかないから、赤字でも何でも売り払おうとするのかもしれないけど、それにしても閉店間際のつるかめの魚売り場は狂っている。

お陰で美味しい酒の肴が安く手に入るんだけどね。平日の夜20:30以降のつるかめ海老名駅前店は、仕事帰りのオッサンたちで賑わっています。

ボクもその中の一員なんだけど、ちょっと異様な光景です(笑)。

数を追うために

テキトー釣り道
10 /25 2010
釣りをするからには、数もサイズも追いかけたいと言うのが人情というもの。

しかし、陸っぱりから狙うビンボー釣り師は、サイズを追い求めるのは正直難しい。

従って、陸っぱり釣り師は数を追求しましょう。

ハゼ、アジ、小メジナなどなら、条件さえ合えば、『つ抜け』すなわち、『ひとつ、ふたつ』など、数える際に『つ』が付かなくなる二桁をまず目標にします。

ハゼ、イワシなら『束(そく)』狙い、すなわち100匹狙いも不可能ではありません。

しかし、束釣りを目指すには、条件があります。それは、『何事もスピーディー』に行うことを第一に考えます。

一日中爆釣モードというのはあり得ません。短い『入れ食いタイム』で、どれだけ釣り上げることができるかが重要なファクターとなります。

つまり、『針を飲まれた』とか、『おまつりした』とか、『エサの付け替え』など、余計なタイムロスに繋がる対応を極力避けなければなりません。

どうすればよいのか?

まず、『針を飲まれる』ことを避けるため、針はひとまわり大きめのものを使います。

ハゼなら専用のハゼ針、すなわち競技用をつかいます。一般的な『流線形』の針は、針が硬く、飲まれると厄介です。

細身で柔らかい、競技用ハゼ専用の針を使います。競技用針は、ハゼ用にしろキス用にしろ、フッキング性と外しやすさを追究した針ですので、時間を節約するには使いやすいです。

レギュラーサイズは6号程度なのですが、今の時期なら7号、8号でも良いでしょう。

また、エサは持ちの良い青いそめを使います。食いをよくするため、頭の固い部分を切り落とし、タラシを多少長めに取り、飲まれ対策します。だいたい4cmから5cmでも大丈夫です。

アジならサビキアジ針5号で決まりです。今の時期なら6号でも良いかも。

スキンの色はピンク、赤をオススメします。まづめ時なら緑、黄色でも良いでしょう。

小メジナ、アイナメ、カサゴ狙いなら丸せいご9号~10号を使いましょう。対象がメジナ一本ならグレ針1~2号、カサゴ一本なら丸せいご12~13号でもOKです。アイナメ、ウミタナゴを視野に入れるなら丸せいご9~10号で決まりです。

エサはオキアミは持ちが悪いので、イワイソメをオススメします。青イソメより臭いが強く。アピール効果が高いでしょう。

また、メジナは眼中にないと言うなら、ソフトルアー(ワーム)でもいいね。エサ持ちはこれに勝るものはありません。

色、太さ、長さはその日の条件次第なので、何種類か用意する必要がありますが。

道糸は、ナイロン5号を標準に考えます。2号、3号に比べ、おまつりが少なくて済むはずです。ハリスはフロロカーボンの1.5号で決まりです。メジナ狙いの場合は1.5m以上、その他の場合は30cm程度でOKです。カサゴ、アイナメなら10cmでも良いです。

いずれにしろ、アワセは気持ち早めにし、針を飲まれないように気を配ります。

こうして、数がたくさん釣れた暁には、いろいろな食べ方で堪能しましょう!

ハゼなら唐揚げ、天ぷら、大きいものは刺身で。余ったら、素焼きにして水分を飛ばしたあと、砂糖醤油に絡め。甘露煮にしてしまえば保存がききます。

アジ、イワシなら、素揚げにしてから甘酢に絡め。南蛮漬け風に。最初は130℃程度の低温でじっくり揚げ、その後200℃以上の高温でサッと揚げれば、頭からバリバリいただけます。

カサゴがたくさん釣れたら鍋が最高! アラからは良いだしがとれます。

メジナは塩焼きがイチオシ。磯臭いことがあるかも知れないので、レモン汁を軽くふります。ガキおやじは紅葉おろしとポン酢で塩焼きを食べるのが好きです。
何の魚にせよ、余ったからって捨てたらダメよ。

殺めたんだから、責任もって食べましょう。

河口の釣り

テキトー釣り道
10 /24 2010
河口付近で釣りしたことありますか?

意外と難しいです。

①潮の流れが複雑
川から海へ流れ込もうとする流れと、海面の高さ(潮の満ち引き)がもたらす、河口部へ入り込もうとする流れの力関係が常に拮抗していて、付近の状況は常に変わっているため、決まったポイントというものが形成されづらい。海への吐き出しが強い時と、海からの流入が強い時では全く釣りが変わります。海からの逆流の時は、釣りにならないことが多いです。川の水量とも関係し、さらに風の影響もあり、河口付近の釣り環境は本当に予測不能です。

②対象が絞りづらい
ハゼ、ボラ、コトヒキ、アユの稚魚あたりは定番で、どこの河川の河口にもいますが、シーバス、ヒラメ、チヌなどが入ってくる河川は大体決まっています。ベイトとなる青小物が多く入ってくることが条件となります。そのため、湾口に注ぐ河川より、外洋に直接注ぐ河川の方が有利となります。また、シーバス、チヌなどは、河口から結構奥までのぼって来ます。しかし、浅い川には入ってきません。ある程度水深がないといけません。

③プレジャーボート類の往来が激しい
河口付近での投げ釣りは危険がいっぱいです。多摩川、利根川級の川幅があれば問題はありませんが、川幅200m未満の場所では、投げ釣りは出来ないと思ったほうがよいでしょう。漁船、プレジャーボート、ジェットスキーなどの往来が激しく、危なっかしくて釣りになりません。河口付近での釣りは、遠投を避けましょう。

河口付近は、汽水域を好む全ての魚が釣りの対象となります。汽水を好む魚は思いの外たくさんいます。釣り方としては、チョイ投げ、ルアーがメインとなります。

チョイ投げではハゼ、コトヒキ、シマイサキ、マルタ、コイ、ボラなどが対象になります。河口でチョイ投げするなら餌は青イソメに決まりです。堤防、漁港などでのチョイ投げ仕掛けと基本同じで大丈夫ですが、道糸は太目のものを(ナイロン5号以上を標準に)、錘はやや大きめのものを使用した方がいいでしょう(ナス型10号以上)。潮の流れが複雑で二枚潮の場合も多く、仕掛けが流されたり絡んだりしやすいためです。

ルアーは河口付近で最も楽しい釣り方です。オフショア(陸から海へ吹く陸風)のまづめ時は、ベイトを追ってシーバス、ヒラメ、マゴチなどが入ってきます。河口付近のルアーは、『当たればデカイ!』のが特徴で、神奈川・相模川(馬入川)河口付近、横浜・鶴見川河口付近、東京・荒川河口付近はルアーシーバス釣りの好ポイントです。

もっとも、鶴見川河口なんかで釣ったシーバスをどうするんだ? といわれれば、写真撮ってリリースするしかないわけで・・・。食えねぇよな、ドブ臭いスズキ・・・。皮剥いで焼けば何とか食える? ボラもどうしようもないね。コトヒキもマルタも、あまり食う気はしないね。河口で釣れる魚では、いただくならハゼが一番かな。

ガキおやじは、釣った魚は酒の友として美味しく頂きたいので、シーバス、ボラはよっぽどやらないんだけどね。魚じゃないけど、個人的に、河口で釣れる獲物で一番うれしいのは、『ガザミ』です(笑)。

味噌汁の種、あるいは鍋にします。ダシを取るには最高のワタリガニです。結構簡単に釣れますぞ。

カニ網に餌つけてチョイ投げするのが一番いいのですが、コレだと魚が釣れないので、ガザミと魚両方狙う時は、市販のチョイ投げ仕掛けは使わず、片天秤の先に、短いハリス(10cm程度)の針を2本から3本同時につけ、足元にぶん投げておきます。ガザミは運動量が多いので、こっちからポイント探して仕掛けをあちこち投げなくても、ガザミのほうから勝手にはるばるやってきて仕掛けに食いつきます。

食うんだったらシーバスよりガザミのほうがよっぽどいいね。

河口の釣り、チョット他の釣りとは趣向が違って面白いかもよ。でも獲物を食うなら、それなりの川を調べてからアタックした方がいいですよ。

想い出の彦間川

テキトー日記
10 /22 2010
今日は仕事で栃木県佐野市へ行ってきました。

佐野市と言っても、平成の大合併で佐野市になった地域で、旧栃木県安蘇郡田沼町。何を隠そう、ガキおやじの亡き父の実家の至近です。ガキおやじが仕事を委託しようとしている会社が、たまたまそこだったのです。

ガキおやじの父の実家から車で5分くらいのところ。先方からは、『場所を口で説明できないので、電車で東武葛生線の田沼駅まで来ていただければ迎えに行きます』と言われていたのですが、『お迎え不要です。庭みたいなもんですから、車で直接行きます』と、お迎えをお断りした。

先方の社長、専務、常務も、ガキおやじがあまりにもピンポイントにこの地域のローカルネタを喋るのでびっくりしていた様子だったが、ガキおやじにとっては、子供の頃、毎年夏休み、冬休みにそれぞれ一週間程度過ごすところだったので、ホントに庭だった。

その会社のすぐ横には、ガキおやじの少年時代の想い出がいっぱい詰まった『彦間川』が流れていました。写真の地点は、現佐野市出流原町の前日橋付近です。

彦間川⑥ 彦間川⑤

彦間川は、利根川水系最大の支流、渡良瀬川の支流で、栃木県の前日光山地・野峰付近を源流とする小河川ですが、最上流域は、県内屈指のイワナ・ヤマメ場として、地元ではチョット有名な川です。

ガキおやじは、子供の頃から筋金入りの『川萌え』オタクなのですが、ボクが川萌えとなるきっかけとなった川でもあります。結局川好きが嵩じて、大学も『地理学科』なるところへ行ってしまったほどの川オタク。卒論のテーマも、『柏尾川流域の環境と水質の変遷』という、今考えると何の役にも立たないことに一生懸命取り組んでいたバカ学生でした。

元ハンダースのアパッチ賢(中本賢)さんが、今、多摩川研究で脚光を浴びていますが、全く同じようなことをガキおやじは20年前からやっていました。バイク乗って秦野の水無川源流を辿ったり、小田原の酒匂川の最初の最初の一滴を探しに行ったり、はたまた戸塚の柏尾川のドブさらいやったり、境川のヘドロ集めて微生物培養したり・・・とにかくヘンな学生でした(笑)。それくらい川が好きだったの。

彦間川は、ガキおやじが生まれて初めて泳いだ川。昔はもっともっと水量が多く、足がつかない水深のところもありました。毎年夏休みは、父の実家に住む従兄のヒデチャン、従姉のアッチャンと、朝早く起き、まずはカブトムシを取りに行き、家に戻って朝飯食べた後、スイカと瓶コーラ持って彦間川へ行き、川にスイカとコーラをぶん投げて1~2時間泳いでいた。夏休みの一番の楽しみだった。

その彦間川も、時代が進むにつれ、河岸改修工事があったり、上流にあるゴルフ場が水を汲み取ってしまったりして、ワジ(涸れ川)となっていた時代が長く続いた。ガキおやじは、彦間川に水があるのを久しぶりに見た気がする。

彦間川③ 彦間川④

ご覧の通り、水は相変わらず清澄で、昔のままでした。このあたりは、彦間川の中流にあたるところですが、前日橋から1kmもさかのぼると、こんな細流になってしまいます。

彦間川② 彦間川①

水は冷たく、臭気も殆どなく綺麗な水ですが、一帯がセメント採掘場だらけなので、水質はPHが高く石灰質で、石にコケなどが殆どつかないため、魚の絶対数は少ないかもね。特にアユはダメでしょう。

しかし、癒されます・・・。仕事で来たのに、仕事が終わってから川にいる時間の方が長かったかもしれない(^^;

こういう自然は、子々孫々、守ってゆかねばなりません。ガキおやじの少年時代の想い出がいっぱいの彦間川。いつまでもこの清流が子供の最高の遊び場でありますように・・・。

釣りと鳥

テキトー釣り道
10 /22 2010
釣りと鳥、意外と密接な関係があります。

サーフトローリング、プレジャーボートからのトローリングなどの時は、特に鳥の動きは重要なファクターとなります。

鳥は意味なく海上を飛んでいるわけではありません。海上の上空から、表層を泳ぐ魚の背中を虎視眈々と狙っているのです。

すなわち、鳥が海上を旋回しているときは、その下に、餌となる小魚が群れているのです。

この小魚の群れを追って、回遊魚が寄ってきます。カツオドリ、ウミウ、カモメなどが海上を旋回しているときは、そこをめがけて仕掛けを投入しましょう。

海鳥は、広い海の上で、絶好のポイントを教えてくれる貴重な存在です。

しかし、こいつらが陸っぱりの上空にいるときは、一気に邪魔者に変貌します。

特に邪魔なのがカモメとトビ。

こいつらが陸地の上空にいるときは、狙いは人間様です。

釣ったままバケツなどに入れている獲物、或いは人間様のエサ(弁当、お菓子類)、或いは釣りエサなど、人間が持ち込んだものを狙っているのです。

また、こいつらは弱いものいじめの天才で、子供をまず一番に襲撃し、その次に女性を襲います。

我が家の子供たち、釣り場で食べていたおにぎりをトビにさらわれたことがあります。一緒に食べていたガキおやじは被害なし。二人の子供だけやられました。

子供たちは何が起こったのかわからない様子で、キョトンとしていて、しばらくして事情を呑み込み、大笑いしていましたが、大変危険です。

トビの爪で傷つけられたりしたら、感染症にかかる可能性が大です。即刻消毒しましょう。

また、防波堤や漁港などで釣りを楽しんでいる場合は野良猫にも要注意です。

ガキおやじは、バケツに入れておいたメジナとウミタナゴを食われたことがあります(泣)。

陸っぱりで釣りしているときは、荷物の管理をキチンとしておかなければなりません。周りは敵だらけであることを肝に銘じましょう(笑)。

ガキおやじ

昭和44年生まれ、神奈川県横浜市出身、藤沢市在住。O型てんびん座の2児の父。根っからの釣り好きだけど、道具に凝ったり、奥義を極めたり全くしないテキトーおやじです。昭和のガキの遊びとしての釣りを40年以上続けています。たかが魚じゃんか。竿と糸とハリとエサがあれば釣れぬ魚ナシ!! 自然を満喫しつつボケ~っとアタリを待つ釣りを愛し、釣った魚は酒の友として美味しくいただくのがモットーです。

上の写真は、神奈川県民の象徴ともいうべき江の島の頂上から見た片瀬川河口と江の島大橋、片瀬東浜です。きれいでしょ?