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冬の魚

テキトー釣り道
11 /01 2010
水温が下がって行くこれからの季節、魚たちはどんどん深場に落ちて行きます。

深場に落ちて、水温の影響を受けにくいところで越冬したり、産卵したり、次の世代への命のリレーが行われます。

深場は浅場に比べ、餌となるものが少ないため、魚たちはすべからく、都落ちの前に荒食いします。冬眠前の熊と同じね。

深場に落ちる前の魚は絶好のターゲットとなるわけですが、魚は熊と違い、冬眠するやつは殆どいないので、当然エサは食うわけです。

産卵して天寿を全うするのも多いのですが、越冬するやつは、冬ごもり前の荒食いで、体内に脂を溜め込み、人間様にとっては極上のエサになるのです。

そうです、冬の魚は旨いのだ!

みなさん、冬の魚は何が好きですか?

ガキおやじが一番好きな冬の魚は、鱈科の魚かな?

マダラ、スケソウダラは、鍋の種としてもちろんなんだけど、ガキおやじが一番好きなのは、オホーツクの流氷の下で採れるコマイかな?

コマイと聞いて、ピンと来ない方もいるかもしれません。漢字で『氷下魚』と書きます。文字通り、流氷と共にオホーツクの沿岸にやって来る、鱈科の魚です。

見た目はマダラそっくりですが、体長は大きいものでも20cm程度の魚です。

こいつの一夜干しが最高に旨いのだ。開かずに、頭を落とし、内蔵を取ったものを一夜干しにし、軽くあぶり、七味マヨネーズつけてかぶり付くの。

ガキおやじが岩手に住んでいた頃、外が吹雪の夜、行きつけの飲み屋で必ず一番始めに頼んでいたおつまみです。身がプリプリで、熱燗に合うんだ!

関東では殆ど見たことないね、たまーに、『むしりカンカイ』と言う名前で、カラカラに乾燥したものが珍味として売っている程度かな。

カワハギの珍味と同じカテゴリーで、乾物屋で売っているけど、一夜干しとは全然違うからね。

あと、ガキおやじが大好きだったのは、岩手で『ハッカク』と呼ばれていた魚の塩焼き。

正式名称は『トクビレ』といい、北海道でしか採れない魚です。

こいつは、毒々しいほどの脂をしたためた魚で、弱火で焼かないと燃えてしまうような奴。

岩手の人は、『あんなもん』的な扱いでしたが、ガキおやじにとっては、11年前に、岩手でサンマを初めて刺身で食べた日の感動に通ずるものがありました。

冬は北の魚が旨い。

ガキおやじが岩手に引っ越した1999年の、JR東日本の北東北3県の冬の観光キャンペーンのキャッチコピー、

『寒いとこは、寒いときが、いいんだよ』

は、ガキおやじの心に染みる、珠玉のコピーとして、今でも冬になると岩手暮らしの時代を思い起こさせてくれます。

魚も一緒。冬は北国の魚が旨い。

カレイ、カワハギ、アイナメ、カサゴを釣り、熱々の鍋料理で熱燗飲りましょう!

ガキおやじ

昭和44年生まれ、神奈川県横浜市出身、藤沢市在住。O型てんびん座の2児の父。根っからの釣り好きだけど、道具に凝ったり、奥義を極めたり全くしないテキトーおやじです。昭和のガキの遊びとしての釣りを40年以上続けています。たかが魚じゃんか。竿と糸とハリとエサがあれば釣れぬ魚ナシ!! 自然を満喫しつつボケ~っとアタリを待つ釣りを愛し、釣った魚は酒の友として美味しくいただくのがモットーです。

上の写真は、神奈川県民の象徴ともいうべき江の島の頂上から見た片瀬川河口と江の島大橋、片瀬東浜です。きれいでしょ?