ガキおやじの愛魚・コリドラス・パンダの増殖が止まりません(笑)。

↑こいつらは親魚です。もう、可愛くて可愛くて(^^;
引越しした際、水槽をリセットして以後、産卵行為が止まりません。コリドラスの仲間は、乾季と雨季があるところに棲息する種類が多く、雨季突入時の増水など、環境の急変(水質・水温の急変)が起こると、一斉に繁殖行動を起こす性質があります。
家庭の水槽なら、水換えによる水質・水温の急変がそれにあたります。
水換えのたびに、その日の深夜から明け方にかけて、バカスカ産卵します。
コリドラスの産卵行動は、恐らくコリドラス類だけと思しき、不思議な行動を示します。
メスが一粒産卵し、それを2枚のしりびれで器用に挟んで保持します。そのまま、発情したオスの胸びれの根元(わきの下)を口でつつきます。というより、オスがメスの口元に、自分の生殖器を押し付け、『ねぇねぇ、ボクのパックンしてして~!!』と、メスを激しく追い回す行為をします
その気になったメスは、オスの生殖器を横から口で攻め始めます。『Tポジション』と呼ばれる体位です(笑)。
オスのわきの下を刺激し続け、感極まったオスは、メスの口の中に放精。口で精子を受けたメスは、尻びれで抱えた卵に精子を送り込み、受精した卵を水草に産みつけます。
こんな行為を一晩に10~20回程度繰り返します。
産み付けられた卵は、翌日ガキおやじが一粒ずつ取り出して、育成用のプラケースに移します。
あとは放っぽらかしておけば、有精卵なら4~5日で孵化します。

↑分かりますか? 流木の根元に一匹顔を出しているのが見えます。こいつは孵化後約1ヶ月のチビコリ。もうここまで来ると、他の魚に食われるリスクも殆どなくなります。親と同じパンダ模様も出てますね。かわいいっ!! 左上の親魚と比べると、小ささがわかりますね。

↑プラケースには、今日も新しいコリドラス・パンダが孵化を続けています。こいつらも、早く本水槽に入れてやりたいですね♪
そして、親魚は、今も毎週のように産卵しています。水換えのたびに20~30個の卵を産んでいます。
倍々ゲームをしばらく満喫しています。ガキおやじの水槽は、コリドラス・パンダしかいない水槽だから、いくら増やしたって問題ない。そのうちネットオークションにでも出すかな(笑)。