5/26(土)、今日は久々の子供と3人の釣り。
今日は試してみたい釣りがあったので、結局場所は父ちゃんが強引に決めました。江ノ島・片瀬漁港電車釣行です。
朝4:00に子供をたたき起こし、長後駅へ。高座渋谷駅の方が家からは近いのだが、長後駅前の『ローソン100』に用事があったので、長後までガキを歩かせる。え? 用事? 酒とつまみを買うために決まってるじゃん(笑)。

↑片瀬江ノ島行き始発は5:15。片瀬江ノ島まで20分弱の旅。息子は昼飯のために持ってきたおにぎりをすでに1個食っちまいました。父ちゃんはすでに缶チューハイ1本空けちゃった。

↑片瀬漁港着5:45。思った以上に空いていた。んー、毎度毎度釣れないのは分かっていてもワクワクするねぇ。

↑を、早朝の漁港に救急車。。。救急隊員の怒号が轟く。怒鳴られているのは倒れた人間の仲間と思われる。
救急隊員の怒号は凄まじく、怒鳴られている男は淡々と事情説明をしていた。浜辺で昨夜から飲んでいて、夜が明けたころ、仲間の一人が動けなくなったという。
急性アルコール中毒。救急車の中でも騒がしく応急処置が行われている。救急車の中から隊員のひとりが出てきた。『県内ダメ!!』。すると、若者を怒鳴っていた隊員がすぐに救急車に戻り、他県へ受け入れ要請。
しばらく見ていたが、5分もしないで受け入れ先が見つかった。東京みたい。
『この子の実家の親にすぐ連絡しろ!! 連絡先? そんなもの仲間内で調べろ!! それくらいできるだろ!!』その後どうなったか知らないが、救急車はけたたましくサイレンを鳴らして去っていった。
なんだかな~。図体はでかくても中身が子供の若者が増えているんだな。

↑ホントに空いているな。土曜の朝とは思えん。先端部はキス師に占められてはいたが、ほぼ理想どおりの場所をゲットできました。さぁ、今日は頑張るよ~。

↑今日のトライアルはコイツです。写真では分かりづらいかな? 中型のサビキ仕掛けの先端に、35gのメタルジグをつけた『ジグサビキ』。青小物からフィッシュイーターまで何でも狙える、最近流行の釣法。
実は、この方法は、本厚木のJ屋のスタッフから聞いた。相模川、境川河口部で、コイツを使ったメッキ釣りが成果を挙げているとの情報を得たの。
ほ~、メッキですか、いいねぇ。話によると、メッキはベイトを追って川に入ってくるんだけど、アジサバなどと違って、水深20~30cm程度の信じられない浅場まで深追いしてくるので、浅いからといって敬遠することなく、ベイトがいるところを丹念に狙うべしということだった。
現場をよく見ると、水深30cm位の船揚げスロープで、巨大なルアーで引き釣りやっていた少年がいた。声をかけたら、先週はここで25cmのメッキが釣れたと言うことだった。ふーん。
っつーことで、子供らには『お前らは勝手にやっていろ』と、サビキ仕掛けとアミコマセを用意して放置プレイ。父ちゃんはうほほ~いとあちこち歩き回りながら6:30釣り開始。
・・・って、そんなに甘かぁねぇな。
まず、ベイトフィッシュが全く確認できん(笑)。しかし、一日やってればチャンスもあるべ。ま、一本ちょい投げも用意しておくかな?
と、ちょい投げ用の4.5mの堤防小物竿を出した瞬間、目を疑う光景が・・・。
『OH NO!!』・・・折れてる(泣)。
っつーわけで、今日、ガキおやじは一日中ジグサビキしか出来ないのでありました。
それでも、ヒイラギはテキトーに掛かる。ヒイラギってベイトなんか追わねぇだろ? しかしサビキの部分にしっかり食いついてくる・・・。
子供たちはキャストが出来ないサビキ釣りは面白くないらしい。父ちゃんは、カタクチとかトオゴロウとかがテキトーに子供たちに釣れてくれれば良いと思っていたが、サビキは玉砕。対してちょい投げは大当たり日みたいで、ヒイラギ、メゴチが死ぬほど釣れていた。しかし、チロリを使ったロングキャストのキス師は大苦戦。5~6人ほどキスやっていたが、ちょい投げの連中と殆ど釣果は変わらず。たま~に10cm位の小さなキスが上がる程度。まだ陸っぱりシロギスは早いのかな?
さて、放置プレイの子供たちはどうかな? と、様子を見に行くと・・・。

↑・・・釣りしてねぇし(爆)。息子はお絵かき、娘はお菓子食ってくつろいでやがる。『サビキつまんない』とすこぶる評判わろし(笑)。ははは、ゴメンな、タコカニ釣りたかったんだもんナ。
『トイレ行ってくる』と、娘と息子が言うので、『場所分かるな、行っておいで。』と子供たち二人でトイレへ。
その間も、父ちゃんは仕掛けを投げ続けます。

↑それにしても今日は暑い!! 真夏の陽気だな・・・。我々が釣りしている横を、気持ち良さそうに遊んでいるおねぇちゃんたち。くそ~、そっちに向って投げてやろうか(笑)。

↑我々が釣りしているのは『西堤防』という、釣り可能のボードウォーク。基本ここ以外は釣りは禁止なのだが、『東堤防』の先端にも釣り師はたくさんいる。ここは釣れるのか? 漁船がひっきりなしに通るこの場所はモチロン釣り禁止。漁船の中から『どけ!!』と拡声器で怒鳴られるもお構いなし。こういう奴らがいるから釣り師はいつまでも嫌われ者なんだ。
さて、トイレに行くと言って消えた子供たち。20分経っても30分経っても戻ってこない。さすがに心配になって探しに行く。
トイレ周辺にはいない。んー、どこへ行ったんだ? 片瀬江ノ島駅前のコンビニ周辺にもいない。あれ、どこ行ったんだ・・・。
血眼になって探したら・・・。
↑いた(笑)。砂浜で夢中になって遊んでいたよ。ヤレヤレ。お~い、遊んでいても良いけど、濡れるなよ~。それと、靴砂だらけにするなよ!! 後でお母さんにぶっ飛ばされるからな。
・・・時すでに遅し(爆)。あ~ぁ。
↑貝殻が大量にあったらしい。捨てられていたんだろうな。ハマグリの貝殻をたくさん拾ってきた。面倒臭いからそのまま遊ばせておいた。
さて、ジグサビキをすでに5時間以上続けているガキおやじについに大物がヒットします。
色んなアクションを試したが、ウンともスンともいわないので、面倒になってダダ巻きをしていたら、突然
『ガツン!!』キターーーーーーーーッ(^o^)物凄いファイトです。ぎゃはは!! ギャラリーが集ってきたぜ!! 見てろよ~、30cmくらいはあるぞ!!
・・・わはは、姿が見えてきて、ギャラリーは苦笑いしながら持ち場に戻って行きやがった(笑)。

↑・・・うぅぅ・・・マセラッティ・ボ~ラ・・・orz...
リリースしようと思ったら、子供たちが『食べる!!』というので、持ち帰ることに。『ホントにボラ食うの? 境川河口付近のボラなんか臭くてまずいぞ・・・』と言っても聞かない。
『それは食べてから判断するから』と娘。
あぁ、そうかいそうかい、じゃあ、持って帰るけど、責任持って食えよ!!
・・・その後、ゴールデンタイムが・・・。マセラッティ・ボ~ラ地獄にはまります。立て続けに5匹も釣れてしまいました。。。
子供たち、初めて見る大物に大興奮。コレがボラじゃなければねぇ・・・。

↑血抜きするためにバケツに入れている瀕死のボ~ラをイジって遊ぶ子供たち。『刺身で食うんだろ? 血抜きが終わったらクーラーに入れるからイジるんじゃねぇ!!』
と言っても馬耳東風。。。
↑『だからイジるんじゃねぇ!!(笑)』・・・すっかり戦意喪失のガキおやじ。納竿です。結局38cm、42cmのボラ2匹を持ち帰るハメに(うわぁ・・・)。

↑ガキおやじがすっかりしょぼくれて後片付けしていると、息子が『釣れた~!!』と、何とかボウズは逃れました。
最後の最後、娘のサビキ仕掛けにもまさかのマセラッティ・ボ~ラが掛かります。しかし、子供のサビキ仕掛けは3号の小物仕掛け。あげられるはずもなく、仕掛けをメチャクチャにされた上、仕掛けがゴッソリ切れてゲームオーバー。。。娘は人生初のボウズに終わってしまいました。

【RESULT】
ガキおやじ・・・ヒイラギ×6、ボラ×5(3匹リリース)
息子・・・ヒイラギ×1
娘・・・ボウズorz...
んー、ジグサビキ・・・釣れることは分かったけど・・・やっぱり俺はエサ釣りが良いな。子供たちもサビキはイヤだって言うし。ベイトがこないとどうしようもないってことだ。始発電車では遅すぎなのかもナ。反省。

↑すっかりしょぼくれて、敗北感に打ちひしがれる子供たち。このまま電車で帰るのもかわいそうだな。マックでも寄ろうか。

↑片瀬江ノ島駅前のマクドナルドでおやつ。100円マック史上、間違いなく最高傑作である『チキンクリスプ』3個と、子供たちにはシェイクを買って、驚きの500円。コレなら満足だ。
最近のマクドナルドはすごい。過去の田英夫社長時代の品質劣化安直値引き拡大路線を完全に否定し、100円マックの品質にもこだわり、極上の100円コマセを撒いて人寄せし、プレミアム商品を買わせようとする戦略。これが見事に当たっているな。要は『コマセ』である100円マック、或いは100円のプレミアムローストコーヒーなどの品質が高く、コマセ効果絶大なのだ。
マクドナルドブランドの価値が日に日に上がっていると感じるガキおやじ。最近マクドナルドの利用が増えているのだ。見事に戦略にハマっているわけ。ま、納得してハマっているからいいんだけどね。これが売り手と買い手の『Win-Winの関係』である。牛丼業界も見習わなければならない。

↑すっかり機嫌が直った子供たち。ヤレヤレ。

↑小田急片瀬江ノ島駅から電車に乗って高座渋谷まで帰ります。それにしてもこの竜宮城を模した駅舎、センスねぇなぁ・・。江ノ電の江ノ島駅の佇まいとは大違いだ。
帰りの車内では、子供たちは寝るかと思いきや、寝なかったね。父ちゃんは缶ビール飲みながら揺られます。都合350ml缶の缶チューハイ4缶と、500mlの缶ビール1缶。飲みすぎだな(笑)。コレが電車釣行の醍醐味だぜ。

↑おぉ、ココの屋台の焼き鳥、やっているのはじめて見たぜ!! ここは、小田急江ノ島線・高座渋谷駅から住宅街を歩いた中にある、地元住民しか利用しないようなホルモン屋『もうもうなかじま』。夜は地元住民でいつもいっぱい。この店が、たまに焼鳥を店頭で売っているんですが、一度もやっているのを見たことがなかった。
速攻買い!! 娘は鳥モモ、息子は鳥レバー、父ちゃんはシロを一本ずつ。全品一本100円。
うめぇ!!子供たちもメチャクチャおいしいと感激。タレが全然違う。やっぱりこの店の焼鳥はサイコーだ。絶対に夜も行かねばならぬ(笑)。
さぁ、マセラッティ・ボ~ラを解体せねば・・・。
その前にヒイラギからやっかね。

↑コイツは鉄板!! うまさは折り紙付き。ヒイラギの刺身。

↑マセラッティ・ボ~ラの洗い。氷水でキンキンに締めた。大皿でこんなに取れたぞ。子供たちよ、責任持って全部食えよ!!

↑・・・子供には心配は無用だった(笑)。『ボラうま~い!! こんなにあるからみんな食べなよ~!!』
と言うので、一切れ食った。思った以上に食えたな。。。脂がすごい。ちょっとだけハマチっぽい。でも、やっぱりいいや(笑)。
子供たち、ゴハンの上にびっしりとボラを乗せて、
『ボラ丼』とかいいながら全部食ったね。
・・・あぁ、良かった(笑)。