7/21(土)、ついに我が家のモンスター二匹が、40余日にも及ぶ無法放し飼いのシーズンに突入してしまった・・・。妻が機嫌悪くなる時期だな(笑)。
今日は本当は、秦野の県立戸川公園で川遊びする日だったの。先週流れたし。しかし、今日も天気悪い。それに気温は20℃そこそことこの時期としては冷えている。ガキおやじはいつも通り、短パンTシャツサンダル姿だが、子供たちはやおら長袖の上着を取り出してきた。さすがに今日川はナシだな。二週連続でお流れ。
ってわけで、今日は幕張メッセで今日から9/23までロングラン開催される『恐竜王国2012』へ行ってきました。
息子がこのイベントを春先からずーっと楽しみにしていたからね。初日は混むんじゃねえの? 夏休み初日&イベント初日。天気が悪いから、インドアイベントはさらに混むんだろうな・・・と思ったが、息子が恐竜恐竜うるせぇので、覚悟を決めてお出掛け。
朝9:00開場なのに、10:00に家を出る(笑)。ウチから幕張メッセまで、2時間くらいかな? はぁ、遠い・・・。
家を出たときは雨降っていなかったのに、東海道線が東京に入った途端、土砂降りの雨が。とくに東京駅に着いた11:20頃は一時的に激しく降ったね。まいったな~、家族4人いて、誰も傘はノーマークだったな。。。

↑JR京葉線・東京駅地下ホームで撮った奇跡の一枚。休日の昼前なのに誰一人いません。TDLへ向う頭の悪そうな老若男女で京葉線東京駅はいつも混んでいるはずなんだが。。。昼からTDL行くヤツなんかいねぇか(笑)。

↑電車で移動だもん。当然飲むわな(笑)。ほろ酔い気分で海浜幕張着。

↑雨は・・・降っていないね、ラッキー♪ 息子は、『恐竜はどっち? あっち?』と、早くも大興奮。逸る気持ちを抑えられません。
『恐竜王国2012』は、日中国交正常化40年記念事業として、テレビ朝日などが主催する、世界最大の恐竜展。今回の展示は、例えば『ジュラシック・パーク』などの恐竜映画を根底から否定してしまうような、ある大発見に基づいた新学説の提案という大きな目的とコンセプトを持っています。
2008年、中国山東省・諸城(Zhu Cheng:中国語読みで『ズチェン』)市のある未開地で、貝塚が如く大量の恐竜の化石が発掘された。新種9種も含め、世界最大の化石群発見。この『諸城市』現在『竜城』として、世界の恐竜学者が集る一大スポットとなっているそうです。ここで発見された新種の恐竜は、諸城市の中国語読みである、『Zhuchenno-(ズケンノ~)』と学名が冠されている。
ここは、山体崩壊や河川の大氾濫などで死んだ恐竜が諸城市周辺に大量に流れ着いて化石化したと考えられていて、残念ながら大量の化石全てがバラバラに堆積していて、発掘したあとの復元作業に気の遠くなる労力を要するため、世界の叡智を集め発掘作業を行っているそうだ。今後新事実が続々と発見されるに違いない。
ここで見つかった衝撃の新事実~この『恐竜王国2012』の開催目的となっている事実~が、
『恐竜の化石に羽毛の跡が見つかった』ということだった。
これは単に『恐竜の皮膚は羽毛で覆われていた可能性がある』ということを示すと言う単純なものではなく、根本的な大問題、
『恐竜は爬虫類ではなく、大型の鳥類だったのではないか?』という、驚天動地の仮説を裏付けるひとつの大きな証左となりうる発見なのだ。
・・・こういうプロローグを聞いた上で展示を見ると、非常に興味深い。
まぁ、子供にゃそんなことはどうでもいいのですが(笑)。さて、中に入ろうぜ!!
『うわ、ガラガラ!!』拍子抜けだ。ラッキーだな~♪

↑会場に入るとすぐ、この大型スクリーンで、今説明したようなプロローグ映像を5分ほど上映する。このスクリーンはメッシュになっていて、映像が消えたら突然スクリーンの裏がライトアップされ、背後に大型標本が現れた。みんな『おーっ』と歓声を上げる。

↑展示は、時代ごと、地域ごとに10程のエリアに分けられていて、地理ヲタのガキおやじは体系的に楽しむことが出来ました。標本の造りがとにかく素晴らしい。学者達の監修とモデラーの意地と執念が融合した素晴らしい作品だらけ。息子も娘も驚いていたよ。

↑こんな巨大標本が数十体、小さなモノを含めると数百体展示されている。世界最大はダテではないね。入場料大人2,500円(前売り2,200円)、子供1,200円(前売り1,000円)と高めだが、恐竜好き、考古学好きなら価値は充分だ。


↑父ちゃんは、恐竜の骨格標本よりもコッチが好き。こんなのが数百点展示されていて、父ちゃんは写真撮影に忙しかったよ(笑)。

↑息子の一番のお気に入りはコレ。恐竜の卵の化石。こういうのがこんな状態で発掘できるなんて、考古学者冥利に尽きるんだろうな~。こんな完全な状態のもの、ゴッドハンドが埋めたわけではあるまい(藤村教授は元気かな?(笑))。

↑父ちゃんのお気に入り骨格標本はコレ。ユティランヌス同士の喧嘩。まさに今、勝負が決すべく、上のユティランヌスがフィニッシュホールドを決めようとしている図。しかし、この展示の横にある能書きを見て感激した。
これは、上のユティランヌスが、今まさにとどめを刺そうとしているところですが、実は、下のユティランヌスが『このあと、大きな後ろ足の一蹴が逸る敵の喉元を捉え、一撃で逆転勝利するイメージで作った』そうなんです。
へぇ~!! モデラーもこだわっているんだな~。下のユティランヌスを作っているとき、彼の頭の中には往年のプロレスラー、コーナーポスト際の魔術師(っつーか、ペテン師(笑))の異名をとった、『リック・フレアー』がずーっと去来していたんだろうな(笑)。

↑ここは子供が遊べるエリア。ティランノサウルスの標本を動かせるコーナー。こんなの、最盛期なら大行列だが、今日は全然並ぶことなく、何度も遊べた。息子は大満足。

↑デジタル画像の上を刷毛でなぞると、その部分の砂がだんだん消えていって、恐竜の化石が出てくると言う、バーチャル発掘体験エリア。どういう仕組みになってるんだろうな?

↑子供たちが最も夢中になったのがこのエリア。ゴンドワナ大陸・リアル発掘体験コーナーです。

↑砂を刷毛で慎重に除けてゆきます。そして、掘り進めて行くと・・・。

↑ご覧の通り、ホンモノのアンモナイトの化石が出てきます。たったこれだけだけど、子供たちは何度も何度もコレをやっていたよ。空いていたからやりたい放題(^o^)
エピローグのエリアでは、『恐竜の羽毛の発見で、恐竜が爬虫類ではない可能性が浮上してきた。もしかすると、恐竜は絶滅したのではなく、大型鳥類に姿を変えて、現代に生き続けているのではないか? 今後の研究が待たれる。』と締めくくられていた。壮大なロマンがあるではないか!! 大人も子供も大満足できる素晴らしい展示会でした。

↑出口付近で記念撮影(笑)。楽しかったな!!
さて、お土産エリアを物色。息子、恐竜のフィギュアでも欲しがるのなかナと思ったら・・・

↑コレが欲しい!! とチョイスしたのは、ホンモノのアンモナイトの化石を縦にカットしたもの。800円。にゃはは、お前ももうオモチャよりもリアルなものがいいのね~。

↑帰りぎわ、海浜幕張駅前に三井アウトレットパークが出来ていたのを発見。妻はうほほほほ~い!! と吸い込まれていった。あぁ、コレで終電コースだな(笑)。
特に何も買わなかったけど、どっぷり2時間以上パトロールに付き合わされた。父ちゃんと息子はエスケープ。近くのミニ・ストップで、父ちゃんは酒とつまみを、息子はジュースを飲みながら休憩(爆)。
その後、幕張と言えば、『イオングループ』の大本営である巨塔が立つ街。駅北口にもイオンSCがあるので、そこでメシ食って帰ろうか、ということで、駅の反対側へ。
すると、北口がなにやら物々しい。イオンSCの前の交差点にパトカー、救急車、消防車が出ていて、警察官の怒号が響く・・・。
何が起こったんだ?

↑交差点での事故でした。2台が出会い頭に衝突したらしい。2台の運転手はそれぞれ不在。すでに救急車で運ばれたらしい。

↑BMWの右側がグシャ・・・。

↑タクシーは大破。こりゃ全損だ・・・。
この状況、BMWは右折、タクシーは直進。BMWが無理な右折をしたのか、タクシーが赤信号を見落として交差点に入ったのかは分からないが、タクシーは相当なスピードで直進したと推測される。2台の車にどれだけの人が乗っていたのかは分からないが、無事を祈ります。
さて、イオンのフードコートでめいめい好きな夕飯を。妻と子供二人は有名ラーメン店『むつみ屋』の醤油ラーメンを、ガキおやじは幕張界隈では評判らしい中華料理屋の『牡蠣そば』を。味、ボリュームともに牡蠣そばの勝ちだな。ぎゃはは!!
その後ちょっと店内を見てみようか、その前に喉が渇いたから飲み物を買うかね~と、ドリンク売り場でガキおやじは感激で凍りついた(笑)。

↑おぉっ、ファンタアップルではないか!! ガキおやじが幼少のころ、最もおいしいと思っていた飲み物。当時ファンタは、グレープとオレンジしかなかったが、一時期、このアップル、それとゴールデングレープ、フルーツパンチという企画モノが販売されていたことがあった。
このファンタアップルは、1974年に発売したデザインそのままの復刻版だそうです。感謝感激雨あられ。速攻買い(笑)。
因みに、『ファンタアップル』は無果汁です。リンゴの味はしません(笑)。『ファンタアップル』の味です。コレが子供心に衝撃だった。一口飲んだ瞬間、当時の記憶が色々と蘇ってきたね。うーん、ウマイ!!
父ちゃん、今日一番の感動でした(笑)。
幕張に21時過ぎまでいたな。さぁ、帰らないと、電車なくなるぞ(笑)。

↑帰りの東海道線。娘はさすがに疲れたご様子。一方息子は・・・アンモナイト片手に興奮冷めやらぬ様子。元気だな~。
日付が変わる頃帰宅。ドロドロに疲れた、夏休み初日でありました。