ガキおやじがちゃんとした社会人草野球チームで結構本気で野球やっていたのは34歳が最後。
現在は学童野球の指導者6年目、市野球協会の公認審判員3年目。
野球には関わっているものの、自分がプレイすることはなくなり、16年になります。
今は年に一度お呼びがかかる地区のソフトボール大会でやる程度。
あとは年に数回バッティングセンターで遊ぶ程度かな。
まだ動けるうちにもう一度ちゃんとプレイしたいなとずっと思っているんだけど、なかなか縁がない。
学童野球のコーチはやっているのでグローブは定期的に買い替えているのだが、バットは草野球時代に買ったSSKのジュラルミンバットを20年使っている。
今は自分のバットを使う機会はほとんどなく、息子が家で素振りするためだけに存在している。
20年前の金属バットなんて、インパクト時の軟式ボールの変形によるエネルギー損失→打球スピードと飛距離ダウンという理論も確立されてなかったから、ひたすら硬さを追求していた時代の物で、今の常識の対極を行くシロモノ。
今の新規格球、M号ボールには対応出来ないだろうと思う。
飛ばない上に、多分ボールが割れるかバットが凹む。
ま、そう言うのは打撃技術があるヤツだけに当てはまるんだけどね^_^;
今日は妻と買い物に行き、スポーツ用品店で息子の部活用アンダーシャツと練習用ソックスを買ったのだが、何気なくバット売り場見ていたら、やはりM球対応バットが欲しくなってしまった、
実はバットの世界、今は硬式用バットの方が安いものが多いの。
硬式用バットが安くなったのではなく、軟式用バットが異常に高くなっているの。
硬式用バットの相場はだいたい3万円前後。
軟式用は昔ながらの金属バットは15,000円以下であるのだが、今は上述の、インパクトの瞬間のボールの変形を防ぎ、反発力を最大化するため、バット表面にインパクトの衝撃を吸収するためにウレタンゴムなどの衝撃吸収部材が巻いてあるバットが多い。
さらに素材自体がカーボンだったりFRPだったり、凡そバット用とは考えられない高価な素材を使用した軟式用バットの値段は4万円以上する。
高機能バットは確かに【ものすげぇ】飛ぶ。いわゆるバットの芯を外した打球でもそれなりに飛ぶ。
しかし、高校野球以上を目指すなら使わないほうが良い。正しく【バットのスイートスポット】でボールを捉えなくても、バットが勝手に飛ばしてくれるから、あとで苦労することになる。
まず、こういうバットの使用は中学軟式までしか認められていない。
そもそも、現時点で硬式用は存在しない(硬式ボールはインパクトの瞬間もつぶれないから)。
こうした高機能バットは大人が草野球で楽しむべきものだと個人的には思っている。
今日は、硬式用金属バットの旧年度モデルが1万円(久保田スラッガーとアンダーアーマー全品)で売っていた。
コレを買っても良かったのだが、軟式ボール打つとインパクトの際にボールを潰してしまうので飛距離は出ないし、ボールを傷つけてしまう。
今の軟式用金属バットは極力ジュラルミンの厚みを薄くし、かつ強度を確保した【超々ジュラルミン】素材を使い、インパクトの瞬間の衝撃に対し、打撃面がしなやかに撓んで、ボールの変形を抑える改良が加えられている。
20年前のジュラルミンバットに比べたら飛距離は出る(多分)。
結局、ASICSの超々ジュラルミンバットの2019年度新製品、【フルクラムPW 84cm】を購入した。
それでも特殊素材のバットの飛距離、打球スピードには全く敵わないけど。
・・・っていうか、ガキおやじにはそもそも使う機会もなさそうだけどね(≧∇≦)b