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江ノ島表磯はポテンシャル高し!

テキトー釣行記
11 /05 2023
2023年11月5日(日)、江ノ島表磯でのフカセ釣りを敢行しました。ここでのフカセ釣りは今年6回目。圧倒的に回数が稼げていません。

今年は春からこれまで、ず~っと学童野球チームのコーチ業と市野球協会の活動に忙殺され、週末は雨の日しか自由な時間がありませんでした。


今日の潮回りは小潮のため、満潮時の潮位も125cm。満潮時140cm未満であれば、ウネリさえなければ足場が低い江ノ島表磯も終日水を被ることはない。ようやく灼熱の夏が終わり、秋から一気に冬へ突入しようかという中での3連休最終日、混雑必至の様相。

このタイドグラフを見る限り、午後は釣りにならなそう。正午までの勝負かな?


というわけで、何時から釣りを開始するかに関わらず、江ノ島は朝5時の湘南港附属道路駐車場へと続くゲートが開くと同時に磯に入らなければなりません。

この、場所取りのためだけに朝イチポールポジションを取りに行かなければならないのが、江ノ島表磯の唯一の難点でしょうか?


フカセ師は基本、夜釣りはしませんし、朝マヅメ狙いのメリットを比較的享受しにくい釣りでもあります。

コマセを撒いて、自分の釣り場周辺にポイントを作っていく釣りですので、特に江ノ島表磯のような、プレッシャーが鬼高で、かつ絶対的な魚影も濃くないポイントでは、コマセが効いてくるまでタイムラグがあります。そのため、日の出とともに釣りをはじめても、最初の本命魚があがるのは日が高くなってからということが少なくありません。

ガキおやじはすっかり眼が衰えてしまったので、ヘッドライトは持っていても何もできないため、暗中での仕掛け作りはせず、場所さえ確保できたら空が白んでくるまで何もせずボケ~ッと夜明けを待っています。

なので、本当は朝6時頃現地入りしたいんですが、それが許されないのが江ノ島なのですw

わずかに明るくなってきたらコマセの仕込みを始め、そうこうしているうちに完全に夜が明けます。


さて、夜が明けたらまず一番最初は水温を測ります。今日は22.4℃。非接触式のIR水温計は実温より低めに出る傾向がありますが、それでもシーズンベストに近い温度と言えるでしょう。期待値が高まります。


入磯口から一番近い、釜の口から水道水へと続く一番人気のワンド(メジナ狙いならここがNo.1ポイント)をスルーします。

写真の通り、一番人気のワンドは既にフカセ師が大挙しており、ガキおやじが入る隙間はありません🤣


一番人気のワンドのすぐ西側、水道口先端部の離れ根の手前にベースを張ることができました。ここはクロダイの一級ポイントです。6:30、少し遅めのスタートフィッシングです。



【本日のタックル】
竿:ダイワ・インプレッサ 1.25-53
リール:ダイワ・21フリームス LT3000-CXH
道糸:VARIVAS・バーマックス磯 2号
ウキ:釣研・T-LANCER S B号
潮受け:釣研・メタルクッション -G2
ハリス:ダイヤフィッシング・ジョイナー ボスメントⅡ 1.5号 3m ガン玉、ジンタンナシ
針:ハヤブサ・ONIGAKE 沈め探りグレ 6号
コマセ:タカミヤ・餌蔵 強力まき餌 グレ 遠投2.3kg
    ダイワ・アミノX グレ遠投
    米ぬか1kg(コイン精米所で無料で配布)
    パン粉500g
    オキアミブロック4切(3kg)
ツケ餌:浜市・Gクリル 遠投2L-3Lを自宅で脱水加工したもの 150g

・・・軽量仕掛けに針だけ重量針を使い、メジナ狙いなのかクロダイ狙いなのかよくわからない仕掛けに完全メジナ狙いの拡散重視のコマセとかチグハグなw

ま、釣れればどっちでもいいんだわ。ただし、ちょっとクロダイの雰囲気を感じたので、こんなタックルになりましたw



今日は夜明けから水面にメダカサイズのベイトが無数います。何かに追われるのか、一定の間隔で一斉に「シャッ!」と水面から飛び跳ねます。

コマセを打つとわーっとベイトが集まってきます。彼らがウキに触れるようで、ウキが小刻みに左右に揺れ、アタリが全く取れません。しかし、エサ(オキアミ)は瞬殺されます。

しかし、徐々にコマセが効いて来たのか、香ばしいアタリが出始めます。

開始からおよそ1時間、午前8時ちょっと前くらいの時間に、潮に流されるウキがピタリと止まり、しばらくしたらジワ~っとゆっくりウキが沈み・・・


ビシッ!


と、アワセを入れたら、


グッ!


と、仕掛けが動かない。なんだ、根掛かりかよと思ったら、やおら仕掛けが下に向かって走り出した。

これは紛れもないクロダイの感触だ!

しかし、サイズはあまり大きくなさそう。それでも手元に伝わる感触はガキおやじをイカせるには充分の刺激でした♥

しばし快感を味わい恍惚感に浸ります、イキそうになったので、もうダメだ! と再び巻き上げると銀色に輝く魚体が見えてきました。間違いない、クロダイです♪


タモを当てるまでもない、ぶっこ抜きにてランディング。31cm、500gのカイズサイスでした。


まぁ、これだけプレッシャーのかかった場所で、クロダイを釣り上げたヤツなんか他にひとりもいなかったからな。自画自賛の自己満足🤣

しかし、あとが続きません。エサ取りの猛攻を受け、フグ、ボラ、アイゴ地獄に悩まされます。メジナも10数匹釣れましたが、全て10cm級の木っ端ばかり・・・。


本日の満潮は11:59ですが、12時過ぎにようやく20cmのメジナが釣れました。

しかしそこから数もサイズも上乗せなく納竿となりました。



【RESULT】赤字は持ち帰り
クロダイ(31cm)×1
メジナ(20cm)×1

ボラ(55cm)×1、(48cm)×1、(39cm)×1
アイゴ(36cm)×1、(26cm)×1
木端メジナ、フグ×10数匹

今回、ベラが一匹も来なかったのが嬉しい。周りはみんなべラばっかでした。


さて、自宅に戻り料理編。妻から「今度釣ってきたらナメロウにして♥」と言われていたので、クロダイもメジナも一緒くたにして叩きまくりました。


メッチャ脂が出て、包丁もまな板もベトベトになりました♪
こりゃ日本シリーズ第7戦観ながら深酒確定だな。


ガラは潮汁にしました。臭い消しの生姜を入れすぎて失敗🤣

というわけで、久々のフカセ釣りはまずまずの釣果でした。

年内、あと1回は行きたいよな・・・。

ガキおやじ

昭和44年生まれ、神奈川県横浜市出身、藤沢市在住。O型てんびん座の2児の父。根っからの釣り好きだけど、道具に凝ったり、奥義を極めたり全くしないテキトーおやじです。昭和のガキの遊びとしての釣りを40年以上続けています。たかが魚じゃんか。竿と糸とハリとエサがあれば釣れぬ魚ナシ!! 自然を満喫しつつボケ~っとアタリを待つ釣りを愛し、釣った魚は酒の友として美味しくいただくのがモットーです。

上の写真は、神奈川県民の象徴ともいうべき江の島の頂上から見た片瀬川河口と江の島大橋、片瀬東浜です。きれいでしょ?